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代表選手

神様は、光を感じる代表選手として、目を作りんさっただって。おんなしやぁに、音を感じる代表選手として、耳を作りんさっただが。

鼻や頭の中の脳みそやぁ他のもんも、ぜーんぶ匂いや考えることっちゅうやぁに、それぞれが代表選手なだってぇな。

代表選手っちゅうことはな、あれだがな。他にもようけ、選手はおってな。目だけで光を感じるんじゃないだし、耳だけで音を聞いとるんじゃないだってぇな。

だけどな。目だけに頼っとると、ついちょっとのことしか見えんようになるし、耳だけに頼っとると、聞こえーでもええやぁな、どがいでもええことしか聞こえんようになるだってえな。

だけえな。こがなことはわからんでもな。いっつでも心で見て、心で聞くようにすっだって。

あんたぁ。

ええこと聞いたなぁ。心が聞いたってわかっただらぁが。

なぁ、いぬるけ。またくるけ。さいなら。

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しっぽ

もし、ぼくのお尻にしっぽがついていたら、グリングリン回ってる時があると思う。

最近思うことは、ぼくにしっぽがなくても、グリングリンを感じるような出来事がたくさんあるなぁってことだ。