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「息」をそのまま「音」に変える魔法

これは「はてなダイアリー」「オカリーナ日々雑感」に掲載していた2011年(平成23年)4月3日の記事を書き直したものです。

「息」がつく日本語、熟語はたくさんあります。
「寝息」「吐息」「鼻息」「息吹」「青息吐息」「息巻く」「気息」「息の根」「ため息」「息が合う」「息が詰まる」まだまだあります。

息ひとつで表情までもが見えるような気がしますね。
これほど身近で欠かせない存在でもある「息」。

その「息」を使って演奏する楽器もまたたくさんあります。
そのほとんどが「管楽器」で、「息」で吹くというよりは、「息」の助けを借りて吹く楽器です。

オカリーナは、その中でも「息」そのもので吹く、「息がそのまま音になる」楽器だと言ってもいいでしょう。

皆さんは、呼吸をする以外に「息」をどんなときに使いますか。

熱いお茶や味噌汁を冷ますときに「ふうーっ」と息を吹きかけますね。
寒いときに手を温めるときには「はあ」と息を当てて、手をこすり合わせたりします。
風船をふくらませるときは、思いっきり「ぷうー!」と力を込めて息を風船に送り込みます。

皆さんすでにいろんな「息」を使い分けているんですね。

「息」には、「瞬発力」が必要なときがあります。
誕生日のケーキのロウソクを吹き消すときには、目の前の炎に直接ほどよい「息」が届くように強すぎず弱すぎず、「ふっ」というような「息」です。

このほかにも「息」には、「スピード」や「量」、「強さ」「長さ」などの違いがあります。

オカリーナを吹くときには、それぞれのバランスが必要です。

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