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鈴木楽器製作所「アンデス25F」

私は、どちらかと言うと「モノ持ち」ではない方だ。収集癖のようなものは何もなくて、壊して捨てるばかりである。

それでも「モノ」はどんどん増えていて、何とかこれを減らせないかと毎日苦慮している。

「モノ」を減らすと見えてくるのは「紙ゴミ」だ。

物置にしている部屋を見渡すと紙質の「モノ」であふれていることに気づく。

郵便物は一読したら即捨てる。文書の類もそうだ。どうしてもあとで見たいものがあればスマホでパシャッとやって捨てる。今頃便利になったものだ。

それでも、資料だの、専門書だの、どうしても残しておかないといけない文書などが残る。

いらない。

残った紙ゴミでやっかいなのは、個人情報がたんまり入っていることが多いからだ。いちいち破いたり、シュレッダーにかけたりして、手間がかかる。

現代の人々は個人で持つモノが多すぎる。

私にとって楽器は必需品だから、持たないわけにはいかない。それでも人目に触れないでふだんは眠っている楽器もある。

そういう楽器たちにスポットを当てる場所を作ってやろうと思う。一番は演奏で使うことだろうから、機会あるごとに音を人に聞いてもらおうと思う。

一部の楽器については、既に他のサイトで16点を紹介しているが、ここで17点目として先に紹介しておこうと思う。

ということで田後90楽器博物館#17
「鈴木楽器製作所・アンデス25F」
を紹介する。

一見すると「鍵盤ハーモニカ」に似ているが、鍵盤ハーモニカと違って鍵盤以外の部分が大きい。この部分には、たくさんの笛が並んでいるという楽器だ。

なかなかおもしろい。

楽しい。

簡単に吹ける。

が、音程は安定しない。

笛なので、強く吹けば素っ頓狂な高い音が出る。

弱く吹くと幽霊が出そうな低い音が出る。

おもしろい。

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