梅雨の時期の雨は、貴重だ。
田植えが終わった後の稲の生育にも影響する。
新しい感性、たとえば若い人には、この季節の雰囲気を感じる新しい指標になる。
それは、1年のうちの、わずかなこの時期にしかないものだ。
都会で生まれ育つと、この季節感が皆目わからないということが、田舎にいると、わからない。
ぼくが子どものころ、雨が降ると、まっすぐ垂直に空を見上げた。同心円状に雨のしずくの軌跡が見えるのを、口を開けて眺めていた。
同心円状に降る雨には、強弱がある。リズムがある。YouTubeもiTunesも、Spotifyも何もいらない。音楽は常に体の中にあった。
今日は眠いので寝る。また続きは書こう。