人は誰でも老いていくし、いつかは死ぬ。
そのことを、どうして「崖っぷち」だと思わないといけないんだろう。
ぼくは、そう考える人に、なんだか違和感を感じる。
「もうこの歳になったら、先はない。」って、70歳代の人が言う。
57歳のぼくも、明日死ぬかも知れないのは同じって、ぼくは思うんだ。
むしろ、年齢を重ねれば、その分一日一日がどんどん価値があるって思えたらいいのに。
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できることは減っていくし、できないことは増えていく。
いいじゃん、べつに。
もともと、100できてたわけじゃないし(ぼくは!)。
50が30になったって、残り70は、他の人を生かせるって思ったらいいと思うんだ。
ぼくなんか、100は無理として、自分では80はできてたと勘違いしてたんだから。
本当は、ずっと人に助けられていて、その分が110くらいに思われていたんだけど、もともとが30だったって気づいたんだから。
できるとか、できないとか、できなくなるとか、衰えるとか、あんまり意味ないかもって思う。
生きてるだけで、できることのカタマリなんだ。無理にそう思わなくてもいい。それがただ事実なんだから。
あとは、それをどう自分で知るか、だな。