2016年9月4日(日)、午後から楽しい演奏会があった。参加されたのは、ほとんどが鳥取県中部でオカリーナ演奏を楽しんでいるグループの人たちだ。東部の方も何人か。それぞれのグループが曲目を何曲か演奏する。形式としては発表会のようだが、雰囲気は座談会のようでもあり、交流会でもあり。演奏付き交流会というと堅苦しいようだし「湯梨浜 オカリナを楽しむ集い 2016」というのは的を得たネーミングだ。
主催したのは、湯梨浜町公民館で活動しているオカリナグループ「土の笛はっピィ」の皆さんだ。先生を持たない自主活動グループながら、熱心に練習を積み重ねていろいろな曲を楽しんでおられる。そして、もう何年になるだろう。毎年、このような演奏会を開催している。
参加された皆さんのグループの名前だけを記しておこう。それぞれ、ネーミングがおもしろい。「天女クラリーナ」「森の響き」「にじいろ」「白壁天女琴リーナ」「土の笛はっピィ」「グリーンパラソル」の6グループ。さらに、その中から二重奏などで選出されたメンバーのグループ名が「レディバーズ」「花嫁ず」「レーズン」だった。それぞれの活動については今後このホームページの中でも伝えていこうと思う。
ぽんかん。は今回ゲストとして出演だったが、その演奏が画期的というか、事件的だった。これまでぽんかん。の演奏は、ボーカルがメインのときは、ギター伴奏か、誰かを頼んでピアノ伴奏か、弾き語りをする。オカリーナがメインのときは、ピアノ伴奏。クラリネットのときもピアノ伴奏という具合に二人しかいないのに、機材、楽器の準備と同時に練習そのものも大変だった。それを今後もしないわけじゃないけど、基本ボーカルとオカリーナだけでやろうね、と決めたのが数日前。今回が、それを実践した最初のステージとなった。それを正直に「昨日練習した曲です。」「ついさっき練習した曲です。」と伝えることになった。
そのことを快く受け止めて楽しんでもらえるというのは、なんと幸せなことだろうと思う。今回の演奏は今後また練り上げていって、今日聞いていただいた皆さんにまた聞いていただける機会があればと、願う。