カテゴリー
essay

日本美術の巨匠たち展

今日は午後から時間が空いていたので、ひとりでクルマを走らせて島根県立美術館へ行ってきました。

入口を入るとまず、検温を受けました。額に向けて測るピストルみたいなやつです。

次に名前と連絡先をカードに記入するカウンターに案内されました。万が一のときに連絡をするようにということです。

さらに、人数制限のため、入場整理券は別のカウンターで受け取って、やっといつもの受付カウンターで入場券を買い、特別展の入口では、お客様がご自身で半券を切り離してくださいという、念の入れよう。

久しぶり、初めまして

会場内は、「超」有名な作品ばかりなので、ほとんどの作品が、過去の美術展で見たか、本で見たのか、どこかで見た記憶がある作品でした。なんだか、長い間会っていなかった友人たちに会うような感じがして心が浮き立ってくる。

もちろん、中には初めて見る作品もあります。あまりにさまざまな作品が並んでいるので、カタログを見ているような錯覚を覚える瞬間もありましたが、ここで見るのは、全部本物です。どの作品にも、目を奪われます。

立派な襖絵や、屏風絵を見ると、どこにどんなふうに飾られていたのだろうと想像してしまいます。

あっという間に1時間経っていました。心や意識の中に、何かしら吸収したんじゃないかと思います。

出入口も一部は閉められていますし、パンフレット類は一切置いてませんでした。売店のほうは、いつもどおりでした。