田後90楽器博物館#25
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プリマ楽器販売(アケタ)のダブレットC管(T-14C)を紹介します。
知人から譲り受けたもので、いつごろ作られたのものかは不明です。
きれいな楽器ですが、相当な年代物だと思われます。
楽器の左側手前に「Prima Aketa」の刻印があります。
現代の複数管と比べると、かなり重量があって、ぼくには吹きこなせません。
情報を検索すると最低音ソ(G)という記述を多く見かけるのですが、ラ(A)より低い音を出すことができません。何か裏技があるんでしょうか、それともソまで出る楽器が別にあったんでしょうか。
左手の人差し指のところに最低音用の穴が空いています。右手の人差指や、左手の中指にはスペースを作れなかったのだと思われます。
音質的にはシングル管と遜色なく、うまく吹きこなせば、その音域の広さを生かせるんだろうなと思います。
もし吹きこなせれば、トリプル管もいい楽器がたくさんあります。