今64歳、いつまでも健康で生きるために
当たり前なんだけど、カラダを動かすこと。これが一番重要だと思っています。ぼくにとって、最低限これくらいは運動したほうがいいというラインがあるように思います。
あとはモチベーションも影響があります。体調もだるいとか、息苦しいとかあると、運動したいとも思わなくなります。
もともとカラダを動かすことは好きな方でした。40代くらいまでは市民マラソン大会などで10キロを走ったりもしていました。
2024年9月18日水曜日朝、意識が急速に遠のき、異変を感じたまわりの方が通報してくれて、救急車で総合病院に運ばれました。そのまま緊急入院して様々な検査をしたのち、翌日「大腸がん、胃にも転移の可能性がある。」という診断を受けました。胃がんの方が確定すれば、ステージ4でその可能性が高いと告げられました。数年後の生存率は絶望的でした。
その後の検査で胃の方はガンではなく潰瘍とわかり、いったん退院したのち、その後手術のため、合わせて約1ヶ月近く入院生活をしました。
その後も通院検査が続いた中で、ぼくがサインまでした抗がん剤治療を受けない決心をしたのは、いつだっただろう。
抗がん剤治療を受ければ、再発の可能性がほとんどなくなります。その代わり、確実に手がしびれ、体調が不安定になることがわかっていました。ある日の診察で主治医にどうする?と聞かれて、1週間の猶予をいただきました。
正直毎日くるくると結論が変わるほど迷いました。ぼく自身抗がん剤治療を受けることがこれからも生きるためには絶対に必要だと考えていました。主治医の先生には初診の際に、ぼくがオカリナやクラリネットを吹いていること、それを仕事にしていることを伝えていました。それを伝えていなかったら、もしかしたら抗がん剤治療は始まっていたのかも知れません。
先生「確実に手はしびれます。」
それは嫌でした。でも生きたい。だから本当ならその日、抗がん剤治療が始まる日だったけれど、1週間延期しました。今は延期ができたことに感謝しています。ぼくは抗がん剤治療を受けることを拒否しました。
特別改めてサインをしたわけでもなく、主治医にそう伝えただけでした。ぼくの抗がん剤治療のために事前に用意周到に準備はしたはずです。薬剤もベッドも確保しておかなければなりません。それでも、主治医はそれを受け入れてくれました。
もうすぐあの救急車で運ばれた日から1年を迎えます。
ぼくはこれからも、命のあるかぎり生きます。