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時間旅行

ぼくは、今日、こんな経験をした。

お昼ごはんを食べて、道の駅の駐車場にクルマを停め、エンジンを止めてやすんでいた。

おなかがいっぱいになると、だいたい、眠くなる。

その時も猛烈な睡魔に襲われて、運転席に座ったままで、目を閉じた。

ふと目が覚めると、1時16分だった。

ここから5分のところに、仕事先があって、1時半には着いておきたい。

「起きなきゃ。」と思いつつ、また眠ってしまった。

ふたたび、目覚めると12時56分だった。

まだ少し時間があった。そして、1時16分には目が覚める確信があったので、安心して目を閉じた。

そして、三度(みたび)目覚めたときに時計を見ると、1時16分だった。

もちろん、仕事先には時間までに余裕で着いた。

その時は、不思議には感じなかったことが、今となっては、不思議に思う。

この記事をnoteにも投稿してみた。

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